こんにちは、もうすぐ3歳の双子を育てるワーママのキャベツ(cabbage_ac)です。
赤ちゃんの離乳が進み、母乳(またはミルク)以外を飲む練習の時期が近づくと、
我が子にどのベビーマグを買おうかな?
どのベビーマグが使い勝手がいいかな?
と悩むお母さん・お父さんは多いのではないでしょうか。
ベビーマグの代表格は”ストローマグ”。
哺乳瓶からのステップとしてこれを使う方が断然多く、我が家でも当初はそれが当たり前と考えてストローマグを購入しました。
ただ、その後同じく双子を子供に持つ友人から”こぼれないコップマグ”の存在を教えてもらい、これがとっても魅力的!
そして移行してみたところ、かなり良く、今でも愛用中!
今回は”こぼれないコップマグ”のメリット・デメリットを、愛用歴2年の私がご紹介します。
我が子へのマグをどれにしようか悩んでいる方に、新たな選択肢の1つとして参考にしていただければと思います!
こぼれないコップマグ、実際どれ買えばいい?って方はこちらの記事をご覧ください。
ミラクルカップとワオカップ(Wowcup)の違いを徹底比較【おすすめはワオカップ】
1.ベビーマグとは?その種類は?
ベビーマグとは、離乳食が始まった際、哺乳瓶以外で水分補給する際に使い始める赤ちゃん用のマグのことを言います。
ベビーマグの種類については、飲み口の形状の違いから『”スパウトマグ”・”ストローマグ”の大きく2つに分けられる』なんて言い方をされることもあります。
でも、実はこのどちらとも違う”コップマグ”も存在するんです!
”コップマグ”は商品によって色々な形状がありますが、この中でも”こぼれないコップマグ”がとっても優秀です。
2.こぼれないコップマグとは
今回”こぼれないコップマグ”としてお伝えしているのは、コップマグのうち、倒れても液体がこぼれにくい特殊な構造になっているものを指しています。
商品でいうと、マンチキンの「ミラクルカップ」と、WOW GEARの「ワオカップ」あたりが有名です。
ミラクルカップとワオカップ共、構造はほぼ同じです。フタがシリコンと受け部分の二重構造になっていて、そこを咥えて吸うと飲み物が出てくるようになっています。
ワオカップが「フタをしたまま360°どこからでも飲める」とうたっているように、フタをしたままでも、通常のコップと同様どの方向からでも飲めます!
それでいて、通常のコップと違い倒してもこぼれない優れモノ♪
3.こぼれないコップマグのメリット3つ
ここからは私が思う”こぼれないコップマグ”のメリットを3つお伝えします。
メリット①:倒してもこぼれない
これはもう何度も書いている通り。カップを倒してもほとんど液体がこぼれません。
多くのご家庭で、コップ飲みが出来るようになるまでの練習は哺乳瓶→ストロー飲み→コップ飲みの順が常識になっています。
それは、赤ちゃんが哺乳瓶やおっぱい以外から飲み物を飲みはじめる時、いきなりコップ飲みにチャレンジするのはハードルが高すぎるから。
バッシャン!!またやったー!!だらけになるのが想像できる…
ストローマグは倒してもほとんどこぼれない点が便利だから、コップ飲みまでの間にワンクッションはさむ形で使われやすいです。
でも、”こぼれないコップマグ”は、倒してもほぼこぼれません。
こぼれないなら、哺乳瓶からコップマグでのコップ飲みにいきなり移行しても問題ないですよね!
メリット②:構造がシンプル・衛生的
こぼれないコップマグはストローマグに比べ、パーツが少なく洗う手間が少ないです。
もうほんっとうに楽!
毎日のことだから、全然違う!!
また、パーツに「ストロー」がない為、衛生面でも優秀です。
一般的なストローマグのパーツは、こんな感じ。
我が家で以前に使用していたストローマグだと、ストロー部分で2つ、蓋部分も2つに分かれる為パーツは7つでした。
洗う手間でいうと、特にストローがくせ者で…きれいに洗うのがほんとに面倒。
専用の細長いブラシでストローの中を抜き差しし、ごしごし洗います。
それでも黄ばんできたりするので、「これちゃんと洗えてるんかな?」と不安になったり…。
こぼれないコップマグは、これに比べてとってもシンプル!
我が家で使用しているワオカップでは、パーツは4つです。
写真は我が家のワオカップ。
家の中では「フタカバー」は使用しなくてもいいので、毎日洗うのは3パーツ。
ちなみに我が家のカップは取っ手がないタイプですが、取っ手付も販売されています。
取っ手があるものも、スクリューキャップと取っ手が一体型の為、パーツは4つ!
毎日のお手入れが楽なのはほんとうに助かる!!
メリット③:成長過程に適切な飲み方の練習が出来る
先程もお伝えした、多くの家庭で進められてる哺乳瓶→ストロー飲み→コップ飲みの順番。
これ、実は子供の口の発達から見ると間違っていること、ご存じでしょうか?
コップ飲みを習得する前にストロー飲みをすすめることは、不正咬合(歯ならびやかみ合わせが悪い状態)につながる為、よくないとされています。
多くの歯科医院や矯正科医の先生達が見解を述べられています。
ストローマグは飲み物がこぼれにくい点でとても便利ですが、子供の発達の視点で見るとあまりおすすめ出来るものではなく、親の利便性が重視された商品だったんですね…。
この視点でも、コップマグはコップ飲みと同じ原理で飲み物を飲むので、子供の成長過程に適切な飲み方の練習が出来るといえます。
4.こぼれないコップマグのデメリット2つ
ここからは、こぼれないコップマグのデメリットを2つお伝えします。
デメリット①:落とした時の衛生面
こぼれないコップマグは、通常のコップと同様にフチ部分を口で咥えて(はさんで)飲み物を飲みます。
ですので、フタカバーをつけていない状態で地面に落とした場合、口に触れる部分が直接地面に触れます。
これ、構造上防ぎようないんです…。
ストローマグだと地面に落としても、直接ストロー部分が地面に付くことはあまりありません(変な落ち方したらやっぱり付きますが)。
個人的には、これが最大のデメリットです。
デメリット②:飲めるようになるのに練習が必要
こぼれないコップマグは飲めるようになるのに練習が必要、なかなか上手く飲めない、といった口コミが多く見られます。
実際我が家の双子も最初は飲み方が分からなかったようで、自分でうまく飲めるようになるまでに少し時間がかかりました。
ただ、これに関してはストローマグでも同じっちゃ同じ。
赤ちゃんは初めてストローを使う時は、吸うと飲み物が出てくることが理解できません。
親が飲んでいるところを見せたり、紙パック飲料で練習したりすることによって、飲めるようになります。
ストローマグを使ってストローで飲む方法を教えてあげるのと同様、こぼれないコップマグでも、このマグでの飲み方を教えてあげればいいんです。
コツをつかめばグイグイ飲みますよ!
5.ストローマグはいらない?いきなりコップマグを使用できる?
あと気になるのは、ストローマグを使わずいきなりこぼれないコップマグを使うことが出来るようになるかです。
我が家はストローマグを使った後にこぼれないコップマグに移行しているので、参考にはならないですが…。
こぼれないコップマグを教えてくれた友人宅の双子ちゃんは、2人ともストローマグを使わず、いきなり使用できるようになりました(もちろん練習はしてですが)。
他にも、長女ちゃんはストローマグ→途中で移行、次女ちゃんは初めからこぼれないコップマグを使用した友人もいます。
もちろんお子さんの個人差はあるのでしょうが、次女ちゃんの方がこぼれないコップマグを早く使えるようになったそうです。
ストローマグでの飲み方のクセがついていない方が、逆に早く慣れるのかもしれません。
マンチキンの「ミラクルカップ」と、 WOW GEAR の「ワオカップ」は、対象月齢が以下のようになっています。
でもどちらも構造的に同じだから、ミラクルカップが飲めればワオカップでも飲めそう。
実際ワオカップを生後半年から使い始めてるママさんも多くいらっしゃいます。
早くから使い始めたいけど対象月齢とか気になる…って方は、ミラクルカップを購入されるといいと思います!
ミラクルカップ・ワオカップの違いが詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
ミラクルカップとワオカップ(Wowcup)の違いを徹底比較【おすすめはワオカップ】
6.まとめ:デメリットをふまえても”こぼれないコップマグ”はお勧めできる
”こぼれないコップマグ”のメリット・デメリットは以下の通りです。
落とした時の衛生面は気になるけど、毎日のお手入れが楽だし、子供の成長にとってもストローマグよりいい!という点で、”こぼれないコップマグ”はおすすめできます!
私にとっては毎日のストロー洗いがなくなったことが本当に楽ちんだったので、それだけでも価値あり!
「ストローマグ何にしようかな?」と考え始めた時は、ストローマグ以外の選択肢もありかも!と思っていただければと幸いです。